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ダンマクの作り方

休みの間なので、ちょっと違う趣向で…。

今年になって、J1昇格に向けてなんかサポーターとしてできることはないものかしら、と思ったあげく、考え付いたのがダンマクを作ること。
正直それが何の役にたつかって言うとなんの役にもたたないような気もするのですが(苦笑)広い長居をよりホームらしい雰囲気にするための一助くらいにはならないかと思ったのです。

いざ作ろう、と思ってみると、意外に作り方をまとめてあるサイトなども少なく、いろいろなサイトや個人の方のブログを少しずつ参考にしながら、かなりの部分は自己流で作ることになりました。
(特に参考にしたのは、ダンマク制作業者さんの染太郎さんhttp://www.sometarou.co.jp/ サイトの中のダンマクの制作過程と、ダンマクや巨大イラストフラッグ自作に熱心なFマリノスの応援グループさんのいくつかのブログ、サンフレ&代表サポさんのブログ、少ない色数で見せるデザインの面でEXFAさんhttp://exfa.net/ などでした)

一般サポの方が自分で作る場合には、制作場所の問題など、なかなか思うようにならない面もあると思うのですが、わたしも結局、自分の部屋と団地の細長いベランダでなんとかしたような次第で、狭い場所でもやろうと思えばできなくはない。
今からはちょっともう終盤になってしまいますけれど、今からでも、来年でも、「自分もなにか作ってみたいなあ」と思う方の参考の一つになればと思います。

制作してる間は、写真撮るとか思いつきもしなかったので、文章だけの説明ですが申し訳ありません。
ではでは。始めさせていただきます。


「とっても自己流横断幕の作り方」

用意するもの>

・布(ブロードがしわになりにくい。色布は90cm幅、白は90cm&110cm幅がある。長さはデザインにあわせて決定)
・綿の綾テープ(3cm幅くらいのもの。布の外周をぐるりと囲む長さが必要)
・型紙(詳細は後述)
・手芸用ボンド★
・チャコペン★
・マスキングテープ(なるべく幅広のもの)★
・デザインカッター
・ネオカラー液体顔料、バインダー各種(幕に色をつける染料です。詳細後述)
・刷毛、筆、ローラーなど、塗るための道具★
・使い捨て皿各種★
・ビニールシート、固定用のガムテープ★
・ハトメ&ハトメパンチ(10mm径くらい)★


★の材料はダイソーにあります。(デザインカッターもあるかも)

布、綾テープはインターネットの安売り店で購入。

染料は、最初に作りたかった幕の仕様が、ベタ塗り面積が大きく、アクリル絵の具では作るのが難しそうに思えたので、業者さんが横断幕を作成するときに使うのと同じ染料って売っていないのかしら、と探してみたら、そういうものを小売しているところがみつかったのです。
自分で試してみて、私みたいに大きいダンマク何枚も作るような人には、必要な色を必要な量自分で作れるのでコスト的にもアクリル絵の具よりよかったかも、とも思ってます。ごわごわしないので出来上がりがかさばらないし、耐久性があり、洗濯機でざぶざぶ洗っても大丈夫なのがメリットです。

参考サイト)
ミムラセンリョウHP(
http://www.mimura-senryo.com/
京都の染色材料店のサイトですが、一般客向けの通販サイトがあり、利用させてもらっています。
染め方や顔料の配合の仕方もここの説明を元に自己流でやってしまってるのですが、配合や材料の特性など、サイトの説明でわからないことはメールでたずねても教えていただけます。



<制作手順>


・デザインを考える

まず「こういうのが作りたい」っていうイメージを固めます。
好きな選手の雰囲気とか、伝えたいメッセージから、イメージを膨らませます。
ラフスケッチとかがんがん描きましょう。

イメージができてきたら、パソコン上で細かいところを詰めていきましょう。
私は手持ちのPhotoshopという画像編集ソフトで作成していますが、高い画像ソフトでなくてもエクセル、ワードなどでも文字メインの幕のデザインなら十分できます。大丈夫。

文字の字体もいろいろためしてみましょう。
パソコンに入ってるフォントで物足りなかったら、フリーフォントのサイトで、イメージに合うのを探してくるのもいいですし、文字の変形機能使ってアレンジするとかもありじゃないでしょうか。

・長居の大きさや貼る場所を意識してデザインするといいと思います。
 (たとえばSB席中段通路上のスペースに貼るなら、布の長さは4~4.5mまでぐらいがベストです。5mだとちょっと余ると思う)
 遠くから見たときの視認性を考えて文字の字体や大きさ、配色を決めましょう。
・土台となる布の大きさを考えてデザインしよう。
 布は上下あわせて3cmくらいは折しろになるので、布幅90cmの場合は87cmくらい、110cmの場合は107cmくらいの幅になります。

出来上がりイメージさえしっかりできてたら、それがゴールで、あとは全部それを実現していくための作業なのできっちりやりましょう。

・型紙を作る

できたイメージから下書きのための型紙を作っていきます。

出来たイメージをプリントアウトする→コピー機で原寸大になるまで拡大コピーし貼り合わせる、というような方法で、原寸大型紙はできると思います。
私は自宅にあるレーザープリンターでやってしまいたかったので、下記のようなやり方をしました。


※以下はPhotoshopが扱える人用の説明です 
----------------------------------------------------------------

デザインが完成したら、一旦名前をつけて保存。
次にモノクロ化して全体のファイルサイズを落としておいてから、「画像サイズを変更」で作りたい幕の原寸大の大きさに画像を拡大します。
(150ppiでたて1050mm×横4000mmくらいのファイルなので、モノクロでもかなり大きなファイルサイズになります)
字や絵を範囲指定して、「境界線」機能で新しいレイヤーに3~5pxぐらいの太さで線画を作成し、原寸大のモノクロの線画レイヤーを作る。

そのレイヤーを新規ファイルに移し、「線画」とか新しい名前をつけて保存します。
さらに新規レイヤーを増やして、そこに方法はいろいろあると思うんですが、貼り合わせるときの目安になる縦横の線を等間隔に引いておきます。(10cmおきくらいでいいかな)

この、線画+目安線からなる原寸大画像を、端から順番に、印刷範囲をずらしつつ印刷していき、それを順番に貼り合わて原寸大線画の型紙をつくります。印刷した順番に手書きで連番を書いておくと、貼り合わせ作業で間違いません。
----------------------------------------------------------------

型紙を作るこの作業が一番たいへんです。業者さんだとプロッターで一発出力して済む工程なので、うらやましいです。
自分的には正確性のために不必要にややこしい作業をしてしまってる気もしますので、みなさんで自分のやりやすいやり方を試されたらいいなと思います。



・土台となる布を作る

上記のデザインで決めた長さ+3cmくらいに布をカットし、1cm幅くらい布の周囲を折りかえして、アイロンで押さえていきます。そのあと、折った布端にかぶせるように、綾テープを手芸用ボンドで仮止めして貼っていきます。
布の各辺の長さ+αの長さに、4辺分のテープを切ってしまって一辺ずつ貼り、余った端をカットすると早いです。四隅が二重になり補強にもなりますね。

綾テープを全部仮止めし終えたら、ミシンでテープの外側、内側を縫い付けます。
(このとき綾テープを引っぱりぎみに縫い付けちゃうと、布が引きつれて幕にギャザーがよってしまいます。ほどいて修復するのはたいへんなので、仮止め段階から綾テープをひっぱらないように、ゆったり余裕を持って貼ってください。
それでもギャザー寄ってしまいますが…これをうまく処理する方法はないものかなあ…お裁縫はあまりやったことない分野なので苦手です(困)…補強を綾テープじゃなく、もっと伸縮性のないものでやるか、違うやりかたをしたほうがいいのかもしれないなあ。課題課題。


・布に字、絵柄を写す

布が白などの薄い色のときは原寸大型紙の上に布を広げ、斜めになったりしないようにきちんと位置を合わせて(重要)、チャコペンでなぞって布に図柄を写しとります。
濃い色の布を土台にするのはあまりおすすめしませんが、使いたい場合は、布の上に型紙を置き、やはり位置合わせをしっかりし、布と型紙の間にチャコペーパー(手芸用品やさんにあります。一枚で繰り返し使えます)をはさんで、上から図柄をなぞり布に写します。


・マスキングをする

図柄を写したら、布の地色を残したい、色を塗りたくない部分に、マスキングテープを貼っていきます。(境目の輪郭部分だけでもよいけど、色を塗りたくない部分全部べったり貼ってしまうと、うっかり塗りたくない部分を汚してしまうのを避けられます)

テープを貼り付けたら、図柄に沿って、デザインカッターで、下の布まで切らないように気をつけながらマスキングテープの不要な部分を切りとっていきます。(布をちょっとくらい切ってしまってもあわてず。後で裏から補強布でも貼ればいいです)
直線部分は、輪郭ぴったりにテープをはれば、切り抜く作業は不要です。
切り抜いたら、染料がマスキングの下に入り込まないようにあらためてしっかりとテープを押さえて密着させます。


・彩色

いよいよ色付けの作業に入るのですが、通常本格的な染色となると、染めたあと高温で蒸したりしないといけないんですが、そういう工程は不要の材料を使います。

http://mimura.honesto.net/how/neo%20color.html

「ネオカラー液体顔料」を「バインダー」という糊のようなものにまぜて染料を作ります。
顔料は小売用の一ビンが700円前後ですが、少量ずつしか使わないのでなかなかなくなりません。色見本を見て必要な色だけ買いましょう。
セレッソ関係のものを作るなら、ピンク、ネイビーブルーは単色で、あと赤青黄黒があれば配合していろんな色がつくれるのでいいと思います。
白色はすでに白い顔料をまぜたバインダーが各種あり、それらを目的に応じて使います。


この顔料はかなり汎用性があって、用途によって混ぜるバインダーの種類を変え、目的にあった染料を作れます。

ダンマク制作は主に「捺染」(なっせん)という手法で作るので、捺染用に適した「バインダーD」と「ネオカラー液体顔料」を適宜配合して、必要な色を必要なだけ作ります。
1.05m×4mの白抜き文字の幕の背景全面を塗るのに、バインダーD 500g¥630 1本ちょっと+必要な顔料(5%濃度として30cc)くらいでした。
バインダーDはちょっと固めの絵の具みたいなテクスチャーなのでマスキングの下に入り込みにくく、扱いやすいです。

染料の配合には使い捨てのプラのカレー皿、どんぶり、料理用のへらなど100均グッズを盛大に活用しましょう。
色を作るときは、後で足りなくなって作り足す場合もあるので、色の配合を覚えておいてください重要)。何ccのバインダーに何色を何cc入れたかメモっておいて、同じ割合で作れば同じ色ができます。
分量を量るための計量カップやスプーン、スポイトなども、100均にあります。
お台所のを勝手に使うとお母さんや奥さんにしかられると思いますので、お気をつけて。

染料ができたら、塗りの作業に入ります。


塗りの作業は、ある程度広い場所を確保して、屋外か換気のよい場所で行ってください。
(といってもわたしも幅1mくらいのベランダで塗り作業してるので、そのぐらいのスペースがあれば大丈夫)
バインダーというヤツはシンナーとかペンキほどじゃないけどけっこう臭うのだー。
そしてビニールシートをしわにならないように敷いてテープで固定した上に、土台の布を、これもできるだけしわにならないように広げて、作業してください。(しわにならないようにするのは、塗りむらを避けるためです)

塗る前に染料を入れた皿と、塗るための刷毛、筆、ローラー、濡れ雑巾や、トイレットペーパー、水入れのバケツ、ゴミ袋など、いつでも汚れをふき取って、汚れたものを捨てられる用意をしておきます。(作ったものが汚れないためにです)
刷毛やローラーは、塗りたい色の系統の数だけ用意しておいたほうが、色が汚くならないのでいいです。ピンクはピンク用、青や紺は青系用で。(これらも100均にあるので、けちらない)

大きい刷毛でマスキングテープがはがれないように、汚したくないところを汚さないように気をつけながら、塗りつぶしたい部分を手早く塗ります。(染料を布の上に広げておいていく感じで)
その後塗装用のローラーでころころと均して塗りむらをなくします。(重要)←この作業で色むらや刷毛の跡が消えます。


場所が狭くて一度に広げられない場合は、一度に塗れる範囲だけ広げて、あとの部分は間違って汚れないようにたたんでビニールシートでもかけておけばいいです。それで一部づつ、塗って、かわかしてを繰り返しながらやっていけば、時間はかかりますが、狭い場所でも大きなものがつくれます。
(塗り終えた部分も、手につかないくらい乾いたら、塗り面にビニールシートをかぶせて折りたたんでおけます)

全部塗り終わり、しばらく置いて染料がすっかり乾いたらマスキングテープをはがします。
染料がはみだしてしまってる部分があれば乾いてからホワイトバインダーで修正します。


塗っている最中に白く残しておきたい部分に間違って色がついてしまっても、こすって広げたりしないように。そのまま放置して、乾いてから、これもホワイトバインダーで修正します。


複雑な絵柄などはマスキングで処理するのは難しいので、写した下書きの上から直接色を塗っていきます。
その際は手描き用のバインダーを使用します。
手描き用のバインダーは配合したらにじみ止めとか増粘剤まぜてもあまり粘度がなく、裏に浸透してしまうので、地べたにおいたビニールシートの上ではうまく描けず、周りににじんでしまいます。


苦肉の策で、家具やベランダの手すりなどに布の端っこを貼り付けて、布を空中に張ったような状態にしておいて、塗りたいところに、にじみ止めを適宜まぜて調整した染料を乗せていくようにして、なんとかできました。それでもけっこうむずかしかったけど…。(これは今後の課題)
にじんだところ、まちがったところはホワイトで後から修正!
基本遠くから見るものなので、多少の修正はわからないからいいのです!
(なんてね、ほんとはきれいに作れたにこしたことないのですが)


濃い色の布にホワイトやホワイト系の明るい色で描くのもありですが、きれいに見せるのに何度も塗り重ねが必要で大変なのであまりおすすめしません。隠蔽力の強いホワイトのバインダーを使えばできることはできるのですが。
ハネケンのダンマクは紺色の布に、Tシャツのプリントなどに使うらしい、ストレッチ性のあるホワイトバインダーで字をいれたのですが、重ね塗りに時間がかかって、字だけ1~2週間くらい毎日すこしづつ塗り重ねてた記憶があります


そんなこんなで色が塗れたら、十分に乾かします。
裏からアイロンかけすると耐久性が上がるので、アイロンもかけます。

・ハトメ穴をあける。ハトメを打つ

幕の周囲に、一メートルおきくらいに10mm径のハトメ穴を開けます。
補強の綾テープは頑丈ですが、洋裁用の鋏の先でまず十字にちょきんちょきんと切込みを入れ、そのあとほぐれた部分に鋏を突っ込んでぐるっと丸く切り取ると簡単に10mm穴が開きます。
その後ハトメをはめ込んで、ハトメパンチで止めます。

・紐をつける

ヒモは長めの方がいいような気がします。最低1mを二つ折りにして使うくらいの長さはあった方がいいかなあと。
幕の四隅の紐は2m二つ折りくらいの長いものにしておくと結べる場所があまりない場合や、幕の下をどこかに結びつけて固定してほしいときなど、なにかと便利です。下側は両端だけでいいと思います。



…以上で完成です。

 
そういう感じで今まで作ったダンマクはこんなの(日付は初出日) 
(貼ってあるのはデザインイメージを縮小したものです。参考までにまた今度本物の写真も撮ろうっと)

1 香川真司  2.1m×2.1m  2008年5月17日(14節湘南戦)

maku-s1.jpg








完成物件には、右端に「香川真司」と漢字で名前を入れています。
作る準備を始めたのは、今年の背番号が決まる前。開幕までに作り上げるつもりだったのに…。
最初なのでデザインから試行錯誤しまくり、制作にも時間かかりまくりました。
去年真司のプレー見て「すげえ!」って思ってサッカー観戦生活に引き戻されることになった、その感動をなにかで表現したかったのです。
真司のキャラとプレーをイメージして落ち着いた色ベースだけどインパクトのあるもので、ポップさも欲しいなあ…そんな感じで考えてたらこういう風になったのでした。"GET-UP-AND-GO"っていう言葉は文章としたら「立ち上がって進め」って感じですが、一つの単語として「(なにかをしようとする)元気、気力、エネルギー」というような意味になります。
真司の絵の部分は、去年愛媛戦でゴール決めた後の写真を元に加工して作ったのですが、イメージに合う素材がなかなかなかったのと(一時はスカパーの画面からドリブルしてるところをキャプチャーしようとしてみたが動きが早すぎて無理だったよ)手描きで塗りを処理したのがうまくいかなくて大変でした。

約2m角の大きさはスタジアムで見るとかなり控えめサイズ。最初は大好きなルフィ幕の隣を狙おうかと思っていたのですが、たまたまマラソンゲートの看板横にぴったりの幅だとわかったので、その場所に定着させていただいています。しかし、風に吹かれやすく、よくひっくり返ってるのが難点。
こないだやっとサインいただいてきたので(できるだけ大きく書いてください!と依頼)、貼っているすぐ下でキックターゲットをやっている子供さんたちが見てくれるといいなあと思っています。

縦に大きいものを作るときには布の縫い合わせ方にコツがあって、私は個人の方のブログにかかれてたやり方を参考にさせていただいたのですが、また説明を書く余裕があったら書き足します。
   
2 今日も長居は桜満開    1.05m×6m  2008年5月17日(14節湘南戦)

danmaku3



これもホーム開幕を目指して真司のと平行して作ってたのですが、全然まにあわなかったw
6mは作ってるとすごく大きいなあ…と思っていたのですが、貼ってみるとそうでもなくてしょんぼり。
長居は広いぜ!!
「今日も長居は桜満開!」と先に言い切ってしまえばとほんとにそうなるかも、というおまじない効果を狙って作ったのですが、こういうものは連勝しているときは貼っていても気分いいんですが、連敗してるときはなんか自分のせいで負けてるんじゃないかという気にさえなってきてしまいます。考えすぎです。はい。
桜の部分は、桜模様の抜き型みたいなのを何枚か作って、それで適当にぽんぽんと散らしていきました。

3 羽田憲司 0.85m×4m 2008年7月6日(24節鳥栖戦)

maku-h1.jpg

U-20のころにはアルゼンチンWYでキャプテンマークを巻いてた彼が、今うちのユニフォームを着て、渋い仕事人に徹してその力を発揮し、貢献してくれている、その頼もしさ。その事に大きな感謝の思いと、できればまだまだ大阪にいてほしい気持ちを込めて作ったのでした。
「渋い仕事人」な雰囲気からの連想で和風の感じに。われながら単純…。
(…関係ないですがハネケンはそういう…清貧な武士というような格好したらすごく似合いそうじゃないですか?)
桜模様は家紋集から取ってきました。桜の家紋って珍しいようで、いっぱいあるんですね。
紺色のシーチングはブロードよりもナチュラルな織物のような感じがするので、イメージに合うと思ったのですが、やわらかくて毛羽立ちやすく、扱いづらい。
なので、マスキングテープは使わず、ストレッチホワイトのバインダーで下書きの上に直接筆で彩色する手法でつくりました。(でもやっぱりちょっとまだ色むらがー)

4 香川真司  1.05m×4m  2008年8月10日(北京五輪予選リーグ・ナイジェリア戦…だと思う)

danmaku4

真司が代表のときには、かのインパクト最強のドカベンダンマク他数枚がならんで貼られていることが多いのですが、ジャパンブルーのダンマクもあってもいいかなあ…と前から思ってて、五輪代表の最終メンバーになったのを機に作ってみた。デザインは前から考えていたのですが、香川タオルが出たときにかなり似たイメージで動揺。…ありがちだからしょうがないんだけどねorz まあいいかと、大きな見直しはせずにそのまま制作。日の丸の赤を塗るときはなんだか緊張しました。
ぎりぎりの日程で制作したのですが、なんとか完成できて、応援に行かれるサポの方に預かっていただき、出してきてもらったのでした。(国際映像にもちょっと映ってた)
ダンマクやユニフォームを着ての応援に規制が厳しいという噂があったので、ご迷惑かけたくはなかったし、出していただくのは難しいかなと思っていたのですが、実際は大丈夫だったみたいで、よかったです。


基本的にものをつくるのが大好きなので、製作過程はどれもこれもたのしかったです。
大きいものが思ったようにできていく過程は、それだけでも、わくわくするものがありますよ。
あと3枚くらい、作りたい気持ちでアイデアを持っていたのがあったのですが、今年はもう終盤ですし、あとは直接参戦モードで行くつもりなので、制作時間が取れないかな…。
…来年もし作れたら作ろうっと。
 

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無題

突然すみません。
数ヶ月前に書かれたものを今更偶然目にして、思わずお邪魔させていただきました。

私も(?)西村監督時代のユース代表が好きだったもので、まさかあのハネケンさんがセレッソに来てくれるとは嬉しいビックリながら、そのおかげで昨年からちょくちょく長居へ足を運ぶようになったのですが、あの渋くてステキな桜模様の羽田憲司弾幕は一体どんな方が掲げられてるのかな、とずっと気になっていたもので…。
まさかお手製だったとはビックリしました。

センター羽田な3バックがセレッソで観られるとはこれまた嬉しいビックリですが、残りの試合でもハネケンらしいプレーで本領発揮して欲しいものです。

それでは、突然失礼致しました。
  • banana
  • 2008/10/23(Thu)21:51:27
  • 編集

いらっしゃいませ

>>bananaさま

うわわあ、ハネケンさんのファンの方…!コメントありがとうございます。
西村監督のU-20のチームは、ほんとに個性溢れる選手達ばかりで楽しくて、いまだにみんな大好きです。それだけじゃなく、はまると本当に美しくて楽しいサッカーをしていましたよね…。

センター羽田な3バック、こっそりじんわり嬉しく思っていたのですが、同じように思っている方がいらしたとは…ほんと嬉しいです(笑)
ダンマクはこの間やっとサインをいただくことが出来たのですが、羽田さんも「あれ誰が出してるんだろう…」とずっと不思議に思ってたそうです。ははは…;
そんなわけなので、もしSB席においででしたら、近くまで見に来てやってください。

マジメな話、怪我で何年もを棒に振らなければならなかった彼が、この大阪でようやく本領を発揮できる場を得てくれたことは本当に嬉しいです。
彼の柔らかく強靭な精神はこの若くてどこか頼りないチームに必要なリーダーシップではないかなあ…とも思いますし…。声を出して明るく引っ張るエゾ君や、しゃべりは達者になってきたけどやっぱりちょっと不器用っぽい前田君とも違う個性のリーダー的存在として、ずっとうちにいてほしいなあ…と願ってみたりしています。
  • 2008/10/24 00:21

連投失礼します…

スミマセン、昨日書き忘れたことが少々気になってしまいまして…。
あの弾幕を発見させてもらった時、イチ羽田ファンとして、とても嬉しくって、是非ともお礼を言いたかったのです。ホントにありがとうございます!!(と私が言うのもなんだか変な話かもしれませんが…。)

こちらこそ、“センター羽田な3バック”に対して同じ様に思って下さるセレサポさんがいらっしゃるとはホントに嬉しい限りです。
私はファンと言っても、ユース代表時代と、実質、昨年大阪に来てくれてからの様なもので、その間の一番苦しんでた時期のことはあまり深くは知らない都合の良いファンでして…。
私も今でもあのユース世代の選手達のことはこっそりずっと応援してますよ。たまに見られる同世代対決も楽しみに。
私の中では羽田“キャプテン”なイメージが強かったので、一時的な代役とは言え、セレッソでキャプテンマーク姿が見られたのも個人的にはなかなか衝撃的でした…。もちろんマークは巻いてなくとも、それなりのキャプテンシーを持ち合わせている選手だと思いますし、発揮できる場を与えてくれたセレッソさんにはホントに感謝してます…と私がお礼を言うのも…ですが、再び(苦笑)。

では、度々失礼しました。
普段はSB席観戦ではないのですが、ダンマク、機会があれば是非試合後にでもこっそり近付いて見させて頂きますね。
  • banana
  • 2008/10/24(Fri)21:25:47
  • 編集

re: いえいえ

不器用な手製ですが、喜んでいただけてなによりですよ。
羽田さんや真司のプレーを見て、すげえなあ、応援したいなあ、って思ってる人たちみんなの気持ちを表現することができたらいいなあと思っていたので、共感いただける部分があれば本当に嬉しい。ありがとうございましたw
  • 2008/10/26 04:02

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Ray
(twitter:@rayrblu)

セレッソ大阪をのんびりまったり応援しています。
2013年。今年は節目の年になりそうな予感がします。
なんせあの子が8番をつけたんですもの。なにかが起こらない、わけがない。

元8番の眠い目のネズミくんと、イギリスでもやっぱり頑張る慎重でせっかちなコマねずみ君も引き続き全力で応援しています。

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