桜並木をてくてくと
微笑んだチャンスの女神を張り手で追い返す@第41節・仙台戦(長居)
前半3-1で終えたとき、連れに「あと2点は取っておかな安心できんわ~」って言っていたのです。
…まさかまさにその通りの結果になるとは思わなかったさ…。
後半始まってすぐ、あ、やばいなと思った。
前半は前線から激しくうごいて献身的なプレスをかけ続け、中盤でボールが奪えていたために、セレッソが主導権を握る時間を多く持てていたものが、後半になって、ぱたっと足が止まってしまった。
前半はカイオも真司もすごい運動量だったので、彼らがそれを90分続けられるものとは思わないけれど、3点取ったことで気持ちが弛緩したのか、なぜか全体が死んだように動かなくなってる。
そうなると、全くボールが保持できなくなるんですね。セカンドボールはことごとく相手に取られ、全く奪えない、なんとかくらいついて奪ってもパスコースがなく、フォローの動きもないためにまごまごして、また奪われる。あせってさらにミスを繰り返す。何でかしらないけど、相手が寄せてきているのに、大きくクリアすることもできずに、自陣深くなのにやたら細かく繋ごうとして、またミスして奪われる。
逆に相手は落ち着いてシンプルに3バックのサイドを突く攻撃を繰り返してくるが、対応は後手後手で、クロス入れられ放題。梁くんといういいキッカーを持つ相手に対して、CK、FK与え放題。こわいよ~。
それでも、後半30分までは一点差で持ちこたえていたのだから、せめて同点にされる前に…後半20分くらいに守備の穴のジウトンを平島君に変え、前に展開できず囲まれてはボールロストすることの多かった濱ちゃんoutで江添くんを入れてハネさんか藤本くん(あるいは両方)をボランチに上げるとかしたらそれなりに安定感が出せたはずなんじゃないのかな…と思うんですよ。
今年ずっと思ってきたことだけど、指揮官の人が言う「メンタルの問題」だけではないと思う。
そもそも、メンタルが一番の問題だなんて、指揮官が言うべきことじゃない、ってのもあるんですが…そこで、思考停止しちゃだめだろうって。
それ以外に明らかにダメな理由があって、改善する方法もあるのに、そこには手をつけないで、メンタルの問題もないよ。
レヴィー・クルピ監督の志向するサッカーはキライじゃないし、はまったときにはすごくいいサッカーが見られると思う。
たとえば第一クールの湘南戦のように、第二クールの山形戦のように。
昨日のようにどうしようもないザル試合もありますが、相手のストロングポイントをきちんと押さえて、謙虚に入念に準備して入った試合では、それなりに守備の面でも締まった試合ができるのです。
悪かった試合にはっきりそうなった理由があるように、いい戦いができた試合にもそうできた理由があって、それは気持ちの問題じゃないのです。
だけど、どうしてか判らないですけど、良いサッカー、強いサッカーを実現すること、その第一義であるべき目的を差し置いて、恣意的な人事の方に重きがおかれているように感じさせられることが多かった。
度重なるけが人や、代表に主要選手が抜かれることは不幸だったけど、そこにいて使える選手をきちんと使いさえすればできるはずの、「その時点でのベストを尽くす」ということさえも、きちんとやりきらないままにシーズンが終わろうとしている、そういう感じ。
はっきりいって、不完全燃焼の気分しかない。
彼は、ブラジル国内でだったら十分に名将たりうるのかもしれないし、きっとそうなんだろう。
でも、日本のJリーグの将としては、同国人選手に能力の如何を問わずべったりと頼らなければやっていけず、その歪みに起因する問題を自己解決できないという点で失格なんじゃないかと思います。
報道では、すでにクラブはクルピ監督に続投要請をしているという話が流れていますが、そのことが逆にオフの契約更改交渉を困難にする、なんてことはないか気になります。
いい仕事をしても使ってもらえないなら、その監督の下にあえて居たがる選手というのもそういないと思います。サッカー選手の選手生命は短いのです。
逆にクルピ続投を前提として考えるならば、まず外国籍選手の陣容を底上げしないと、今のままではダメでしょうね(苦笑)
もっと言えば、外国籍選手だけではなく、日本人選手も、再来年J1に戻っていることを前提に、そこでやるための基礎作りにはなるくらいのしっかりした陣容を集めておかなきゃ、来年クルピで行く意味はないんじゃないかな。…というか、たぶんそのくらいしなきゃ、クルピさんのサッカーで確実にJ1には上がれないと思う。
J1に上がることをまず目的と考えるなら、今の陣容プラスアルファで守備構築のセンスがある日本人監督にした方が確実じゃないかと思うし、お金もかからないと思うけど…。
あと、キャンプの始動時期については、完全に遅すぎたのが今季の他チームに比べて圧倒的なスタミナ不足の原因であり、怪我人続出の遠因でもあったのではないかと思いますから、絶対にそれは見直させなければならないでしょうね。
いまや遅しですが、今年一年でいろいろな問題点がはっきり浮き彫りになったわけですから、もし続投させる気なら、これに限らず、フロントが口出しして…というとあれだな、きちんと対話して、悪い点は悪い点として修正させていかなければだめでしょうね。
でなければ、高いお金を払っても同じ轍を踏むだけになる恐れは高い。
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PROFILE
(twitter:@rayrblu)
セレッソ大阪をのんびりまったり応援しています。
2013年。今年は節目の年になりそうな予感がします。
なんせあの子が8番をつけたんですもの。なにかが起こらない、わけがない。
元8番の眠い目のネズミくんと、イギリスでもやっぱり頑張る慎重でせっかちなコマねずみ君も引き続き全力で応援しています。


