桜並木をてくてくと
真司負傷離脱@アジアカップ
韓国戦、すごい試合だったなあ。
最後の最後で同点にされてしまったのは、少し韓国の猛攻に対して受けに回りすぎて、ただ耐え忍ぶ時間帯が長くなってしまったので、「ああ、やっぱりな」とさえ思ってしまったのですが…。
メンバーが大きく変わったとはいえ、南アフリカW杯をPK戦で敗れたチームにとっては、PK戦を制して決勝に勝ちあがれたというのは、彼ら自身のためによかったような気がします。
しかし、あれだけ止めまくった川島って…すごかったなあ。まさに何か降りてきてたという感じ。
どんなかたちでも、朴智星がいる今の最高レベルの韓国に勝てたというのは、大きいわ。
真司たちの世代がアジアユースを戦ったりしたころから、韓国の若い世代って、うまいと強いを普通に兼ね備えてて、日本以上に世界に通用するハイパーな才能が育ってきつつあるんじゃね?と思って、震撼していたのですが…アジアカップの代表の韓国もやはりそうで、まだフィジカルなパワーと、韓国人ならではの精神的なずぶとさ?パワフルさ?みたいなものが勝っていた日韓W杯ももう一昔前になりつつあるんだなーと感じました。
しかし、日本もまた成長しているのです。
今の代表の中心となっている選手たちは、若年層の代表で世界大会の扉を開けなかったり、予選リーグ敗退したり…という中で成長してきたため、代表で世界の舞台をあまり体験していません。
(正直、そのことについては、選手たち個人の才能のよしあしの問題というよりは、日本サッカー協会の若年代強化方針の大きな誤りによるものだと私は思っているんですけど。
ようするにまだ世界で戦うには能力がかなり足りない日本人指導者をアンダーエイジの監督やコーチにあてがってきたのが根本的な間違いなんじゃないかと思っているのです。
先だって、関塚監督率いるU-22チームがアジア大会で優勝しましたが、それは今までそう思ってきたことを裏書きしてくれることのように思えたのです。タイトルこそ獲ってはいないけれど、J1でトップクラスのチームを率い、そのチームでアジアを戦った経験もある…すなわちそれだけの能力を持った監督を起用したからこそ、選手たちのパッションをいい方向に導いて彼らの力を十二分に引き出す戦いができたのではないかと。)
選手たちは、世界とのギャップを埋めるための方法として、自身の力をたのみに、それぞれに海外での経験を求めてJリーグから飛び立っていき、またあるいはJリーグの中でこつこつと実績を築いてきました、そういった選手たちが、今代表の中心となっています。
そういう彼らは、もしかしたら、いろんな意味で恵まれていた「黄金世代」よりも、もしかしたら結果的にはずっとたくましく育っているのではないか…といいきるのはまだ早いかもしれないけど、ちょっとそう思ったりしてしまいます。
決勝の相手オーストラリアと戦うには、また違う工夫もいるだろうと思うけど…あの、今の岡ちゃんのキレぐあいってちょっとすごいレベルじゃないですか?ほんとめっちゃくっちゃ上手くなってて、見るたびにびっくりする…。
最近のことではないですが、なんでいつの間に…と思っている間に彼が自身の売りという泥臭さだけではない、ファンタジーさえ感じさせるようなプレーをゴール前で見せてくれる選手になっていて、ほんとに面白い。
斜めの動きで、オフサイドをうまく避けながらするすると裏に飛び出す動きが、ものすごい絶妙で…もし乾にあれができたらもっと怖くなれるのになーと見てていつも思ってしまうのですが…オージーには彼のパワーと繊細さとの両方を兼ね備えた動きは非常に効くんじゃないかと思うので、ある意味とっても楽しみです。
遼一くんとのコンビも練れてきて、おたがいに上手く活かしあうかたちができてきてますしね。
本当はもちろん香川真司にこそ、その本領を決勝で見せてほしかったのですけど…。
怪我の箇所は古傷と同じですし、接触が原因でかどうかはともかく、残念ですが、しっかりきっちり治してほしいです。こうなったらドルトムントの方が心配ですしね…。
日本代表に関しては、日替わりヒーローが現れるチームはチーム全体がノッている証拠だ、ということがよく言われますけれど、このチームのこれまでの戦いは、まさに誰か頼み、というのではない、それぞれがそれぞれの力を発揮して、全員で勝ち取ってきた勝利なので、誰が真司の代わりに出場することになっても、頑張ってくれるんじゃないかなと思っています。
ほんとに、優勝して欲しいです。
正直、真司が離脱せざるを得なくなったから、余計強くそう思っています。
真司は、アンダーエイジの小さな大会等以外での、大きなタイトルを獲ったことがまだない…と思う。
だからアジアカップで日本が勝ち続けて、最終的にその場所でチームメイトと勝利を喜び合えるようになってほしかった。大きな山のてっぺんに立つってことのこのうえない喜びを経験してほしかったのです。
その場所にいられないことはとっても悔しいことだろうと思うんですけど、優勝できなければ…もう、怪我をしてしまったことが、悔やまれるどころの騒ぎじゃなくなってしまうでしょうからね。
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PROFILE
(twitter:@rayrblu)
セレッソ大阪をのんびりまったり応援しています。
2013年。今年は節目の年になりそうな予感がします。
なんせあの子が8番をつけたんですもの。なにかが起こらない、わけがない。
元8番の眠い目のネズミくんと、イギリスでもやっぱり頑張る慎重でせっかちなコマねずみ君も引き続き全力で応援しています。


